ダンボール燻製たまごの作り方 ~とろーり半熟たまご・固ゆでたまご~

燻り暮らし

目次

燻製たまごの魅力

とにかくコストをかけず、かんたん、美味い!

☆そのままおつまみとして!

☆ポテトサラダに入れて大人の味へワンランクアップ!

☆ラーメンのトッピングにパンチを添えて!

☆BBQのサイドメニューとして!

使い道は様々!とにかくおいしい!

市販の燻製たまごは実際に煙で燻されているものよりも燻製液に漬けてから乾燥させる「液体燻製」の商品が多く、好きな味ではなかった。しかも値段が高い。

自分でつくったら安いしおいしい!家では毎年夏にBBQ、冬に餅つきをするのだが必ずメニューに入れている。

匂いが付くのでベランダやキッチンで作るのは難しいのが難点だ。

材料

  • 卵・・・・・10個
  • だし汁・・・100ml (昆布、かつお、あごなどお好みで、だしパックでも可)
  • 醤油・・・・100ml
  • みりん・・・100ml

※味付けは好みなのでめんつゆにつけても、塩味にしても何でもよい!

資材

  • 熱源 (例:電気コンロ、木のおがくずを固めたものに直接火をつけるのも可)直火でもできるが、燃え移る可能性があるので、その場合はダンボールではなく耐火性の燻製機がベスト。
  • いらない鍋または小さめのボールまたはアルミホイル(チップを燃やす用)
  • 焼き網(100円均一で十分、燻製後ベタつくので使い捨て)
  • 大きめダンボール(燻製器のかわり、スーパー・ドラックストア・ホームセンターなどで大きめのダンボールをもらってくる。)
  • 延長コード(電気コンロを使う場合)
  • 卵を漬けるビニール袋
  • 燻製チップ(りんご・さくら・くるみなど  お好みで!)
  • 温度計(なくても可!熱くなりすぎなければ大丈夫)
  • 網を置くための30~50センチくらいのいらない棒(ダンボールの幅より少し長ければOK家では植木の支柱を使っている。なければ直接大きめの網をダンボールに貫通させてもよい)
  • カッター(ダンボール加工用)
  • 匂いのついてもよい服装(燻製の煙の匂いが付くため)

 

作り方

味玉を作ろう

①ゆで卵を作る。(古めの卵を使ったり、つまようじで卵に穴をあけるとむきやすい)

〈半熟バージョン〉

沸騰したお湯にやさしく入れて5分ゆでる。

※たまにかき回してあげる。黄身を真ん中にするため。

すぐに流水や氷水で冷やす。早く冷やさないと半熟でなくなってしまうため。

〈固ゆでバージョン〉

水からいれて、沸騰したら10分ゆでる。

※たまにかき回してあげる。黄身を真ん中にするため。

流水や氷水で冷やす。菌の繁殖を防ぐため。

 

②漬けつゆを作る。

だし汁・醤油・みりんを鍋でひと煮立ちさせる。(みりんのアルコールを飛ばす)

③袋に漬けつゆと殻を剝いたゆで卵を入れて冷蔵庫で一晩漬ける。

※何度か上下をひっくり返し卵の表面にムラなく色が付くとよい。

 

≪味玉を作る時間のないときの裏技≫

ゆで卵を10%の塩分濃度の塩水に10分間浸すと塩味が付く。

味をつけなくても燻製たまごは作れるが、味が付いていた方が断然おいしい。

 

燻製をしよう

ダンボールで燻製機をつくろう

①ダンボールの上の部分は開閉できるようにしておく。(たまごの出し入れ、色味確認用)

②地面側の1辺の下の方に切れ込みを入れる。もしくは直接地面に置くなら一か所のみ開閉できる様にしておく。(チップを追加するとき用)

③ダンボール上部に焼き網を支えるための棒を刺す。卵がダンボール上部に当たらない様にクリアランスに気を付ける。今回はベーコンを同時に燻製したのでぶら下げる為に3本ダンボールに刺しているが、燻製するものによってダンボールの大きさ、支える棒、焼き網の大きさは変えてもよい。

※あまり小さいダンボールにすると中の温度が上がりすぎ、卵の表面が固くなる場合があるので大きめのダンボールがおすすめ。

④ダンボールの上部に温度計を差し込む。無い場合はなくてもよいが、たまに熱くなりすぎていないか確認する。卵の表面が固くならなければ大丈夫。

⑤焼き網をのせ、ゆで卵を並べる。少し風にさらして乾燥させると色付きが良い。

 

煙を焚こう モクモクタイム

①ダンボールの中に熱源をセットする。鍋・ボール。アルミホイルカップなどに燻製チップを入れ、熱源の上にセットする。火をつける。

②2時間くらい燻す。温度は65度以下なら特に問題ない。80度を超えてくると表面が固くなったり、煙の色ではなく、焼き色がついたりしてしまう。

煙が漂いだすので、しばらく放置する。煙が少なくなったら燻製チップが燃え尽きている場合があるのでその都度追加する。

※上からダンボールをあけるときは煙が目に染みるので気をつける!

③1時間ぐらいたったら卵をひっくり返す。場所によって煙のあたるところが異なったり、真ん中と端っこでは色付具合が変わるので場所を入れ替えるとキレイな仕上がりになる。

④時間にあまりこだわらず、色味をみて完成!

そのままでも食べられるが、1晩おくと煙くささが落ち着きよりなじむ。

まとめ

お金をかけず燻製を楽しむ方法を紹介しました。

最低限、熱源・焼き網・燻製チップをそろえれば、燻製機がなくても家にあるもので燻製ができます。いつもの味玉に燻製でワンランクアップを狙ってみましょう!

特にBBQの時などおすすめです。

多めにつくって夕飯のつまみにも最高だと思いませんか?

やり方を紹介しましたが、要は煙にあてるだけです。ぜひ試してみてくださいね。

 

 

 

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