完全母乳への道①研究編~陥没・扁平乳頭がこんなに大変だなんて…~

子育て記

目次

はじめに

今まで乳首の形なんてあまり気にしたことがなく、子どもを産んだら勝手に母乳が出るものだと思ってました・・・

最初は全く咥えられず、母乳を飲むこともできませんでした。

【目標】

  • 赤ちゃんが咥えられる乳頭にする。
  • 母乳分泌量を増やす。
  • 完全母乳

 

「母乳育児が軌道に乗るには100日かかる」とはまさに本当だった!

100日戦争を振り返る。

 

乳頭の形

左右とも授乳が難しい形状をしていました。

右 仮性扁平乳頭

左 真性ぎみ陥没乳頭

扁平乳頭:乳頭を軽く引っ張った時に5mm以上伸びない状態の乳頭
陥没乳頭:真ん中がくぼんでいる状態の乳頭
仮性:引っ張れば出てくる
真性:引っ張っても出てこない

産まれたばかりの我が子が一生懸命吸い付こうとしているのに全く飲めない。

不甲斐なく、申し訳なく、悲しかった。

母乳神話を信じているわけではないけれど、母乳で育てたい気持ちが強かった。

とにかく免疫物質が含まれているという初乳をどうにかして飲ませたかった。

陥没・扁平乳頭の私が完全母乳を達成するまでの道のりを記録する!

 

完全母乳への研究

参考文献

書籍:「ちょっと理系な育児 母乳育児編」牧野すみれ

書籍:「おっぱい100番」平田喜代美

書籍:「最強母乳外来」SORANIN

YouTubeチャンネル:12人産んだ助産師HISAKOの子育て学校

YouTubeチャンネル:両親学級チャンネル

YouTubeチャンネル:おっぱい100番

YouTubeチャンネル:助産師かっきー

入院中に病室にあった授乳の本を読みこんだり、助産師さんが検温に来るたびに相談、乳首を柔らかくためのマッサージをしてもらった。

 

授乳メソッド

いろいろ調べたりしてみた中で、特に重要だと感じたことを紹介します。

 

授乳頻度

とにかく昼夜関係なく欲しがったら欲しがっただけ授乳する!

出来れば泣く前に授乳を開始することが大事らしい。

(泣くと舌が反り返り咥えづらくなるため)

ミルクだと3時間おきに与えるようですが、母乳は3時間以上間隔があくとホルモンが変化して、母乳が抑制されるそうです。

ちゃんと吸えなくても、出なくても、とりあえず咥えさせました。

 

授乳ポジション

  1. 赤ちゃんの体を一直線に(ねじれない様に)
  2. 赤ちゃんの顔が乳頭の向きと向かい合うように
  3. 赤ちゃんと自分の体を密着させる

縦抱き、横抱き、フットボール抱き、交差抱き、レイドバック法など

様々な体勢を試して自分に合うものを探しました。

 

上手な吸着

  1. 赤ちゃんの口が大きく開いていること
  2. 唇が乳房に巻き込まれず、めくれていること
  3. 赤ちゃんのあごが乳房にふれていること

なるべく深く吸着できるように口を大きく開けたタイミングを見計らって咥えさせたりしていました。

新生児のうちは口が小さく、泣きださないと咥えられない時期もありました・・・

 

夜間授乳

産後数週間が勝負!

母乳の生産量=「プロラクチン」の分泌量=赤ちゃんの吸てつ刺激

さらに、夜の方がより多くのプロラクチンが生産されるとのこと!

特に夜間の授乳に力を入れました!

 

後乳まで飲ませる

母乳の最初と最後では含まれている成分が変わってくるのだとか!

初乳は水分量が多い母乳

後乳は脂肪分が多い母乳

後乳をちゃんと飲ませるのが大事!

1カ月健診で体重増加不足(300gしか増えてなかった)を指摘されてから、左右〇分ずつ交代ではなく、赤ちゃんが乳首を離すまで飲ませるようにしました。

まだ飲むようなら反対もあげて、飲まないようなら次の授乳時に反対側からあげるようにしました。

 

脱☆哺乳瓶

俗に言う乳頭混乱予防ってやつですね。

哺乳瓶やおしゃぶり直母では赤ちゃんの吸い方が違うようです。

その為、哺乳瓶に慣れてしまうと直母への移行が難しくなってしまうとのこと。

咥え方、出る量、出るスピードなど様々な違いがあり、哺乳瓶の出方と違うことに赤ちゃんが怒ったり、口を離したりしてしまうことがあるようです。

対策としては、カップ授乳・スプーン授乳を行うこと。

舌の使い方を覚えるのだとか。

これが難しかった。理屈でいえば保護器も哺乳瓶も使えない。

直母が難しいので搾乳してカップへ入れるしかない。

搾乳機よりも手絞りがいいとのこと。

寝不足の上に精神的に余裕のない状況でこれは厳しかった・・・

最初で挫折してしまいました~

 

ストレスをためないこと

言わずもがな、母乳を作っている母体の精神状態を良く保つことは大事です。

ストレスを感じると母乳が出なくなることもあるのだとか。

 

注意事項

完全母乳を目指すにあたってこれだけは注意しておいた方がいいようです。

赤ちゃんのおしっこの回数(1日6回以上)

体重増加が少ない

完全母乳にこだわるあまり、赤ちゃんの健康・発達を害することになったら本末転倒です。

脱水になってないか、元気かどうかの観察は気をつけていました。

 

まとめ

これが私が調べた授乳のメソットです。

紹介したもの以外にもいろいろ情報がありましたが、その中でも特に重要かなと思ったものを紹介させていただきました。

次回は実際の試してみた授乳経過を紹介します。

頑張れば、陥没・扁平乳頭でも完全母乳になれるということを知ってもらえたら嬉しいです。

完全に根性論ですが、結果はついてきます。

100日間の変化をお楽しみに!!

 

 

 

 

 

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